前科者で成功者 起業できる人は、いつも周囲への感謝の気持ちを忘れず、中でも一番近くで支援してくれている保護司(ほごし)の存在は大きく、保護司へのお礼の気持ちは一生忘れてはいけないことだと思います。
2021年秋に放送されるドラマ「前科者」では、主人公の新米保護司が、前科者のレッテルを貼られ生活していく3人と、目の前にある課題に立ち向っていくヒューマンドラマです。
主人公である保護司・阿川佳代役を有村架純さんが演じています。
「前科者」ドラマ以外で成功者の例
前科者になってから成功したという例は、あまり聞いたことはありませんが、「前科者 経営者」の筆者である髙山敦さんがそんな成功者の1人なのです。
髙山さんは、高校卒業後に税理士事務所に勤務し、その後27歳で起業します。
IT関連事業に進出する予定が、その資金集めの段階で知らず知らずのうちに詐欺行為に手を染めてしまいます。
まだFXが日本国内に浸透する前に、ある人に勧められてFX(外国為替証拠金取引)の営業をし、出資法違反で逮捕状が出され、違法なことをしていたことに気づくのでした。
ある意味、髙山さんも騙された側で被害者ということになりますが、しかし罪を犯してしまったことは事実なので、4年半の間刑務所暮らしをすることになります。
髙山さんは刑期を終え、保護司の先生にあるお題を出され、それをコツコツと取り組むことにより、刑期を終えた人達が働ける、産業廃棄物を扱う「スクラップ業」の会社を立ち上げることができ、また再犯防止にもなり、今では最初に話しを持ちかけた保護司の先生が社長として働いていて、全ての人達が救われたことになります。
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「前科者」ドラマで成功者は起業チャレンジ
前科・前歴があった場合に、会社を起すことはできないと思われがちですが、髙山さんのように起業に成功し、講演会活動や執筆などで生計を立てている人もいます。
もし就職した場合でも、会社の運営上犯罪歴などがあると、刑の執行後2年間は役員になれないということもあるようです。
また経営は他の人に任せて、自分は執行役員社長のような肩書きで、経営に参加するのもありのようです。
注意すべき点は、市区町村役場にある犯罪人名簿に、罰金以上の刑(服役)を受けると、一定期間記載されてしまうことです。
仕事内容については、犯罪歴があると難しい職業もあるので、リサーチが必要かもしれません。
「前科者」ドラマで保護司へのお礼とは?
ボランティアである保護司の仕事は、大変な事の連続だと思います。
そんな中で前科のある人に寄り添いながら仕事の支援や、生活していく上で不便がないか心配し、またメンタル面でも相談にのってもらい、更生(社会復帰)するまでお世話になる方です。
保護司の先生へのお礼は、やはり一日も早く社会復帰し、立派に仕事をする姿を見てもらうことだと思います。
保護司の課題については、こちらもご覧ください。
「前科者」ドラマから伝わるもの
3人の前科者に新米保護司が、経験を重ねながらも成長していくドラマですが、保護司だって1人の人間です。
辛いこともあり、自分では対処できないこともあると思います。
保護司という仕事は、縁の下の力持ち的な存在で、一般にはあまり知られていない存在です。
しかしどん底まで落ちた前科者の気持ちの中に入って、寄り添いながら更生への道へ導いていくので、きっとドラマ「前科者」から伝わるものは大きいと思います。
罪を犯した人に寄り添い、更生を支える「保護司」。
非常勤の国家公務員ですが、給与の支払いはなくボランティア。
高齢化が進み、20代は日本でわずか10数人しかいません。
映画『#前科者』公開を機に、知ってほしい現状を伝えます。
↓https://t.co/57UEBQyu4X— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) January 27, 2022
「前科者」ドラマで成功者は起業チャレンジ まとめ
前科者で成功者 起業できる人は、決して感謝の気持ちを忘れずに、しっかり更生(生まれ変わって社会復帰)できる人だと思います。
今まで支えてきてくれた人たちに恩返しを忘れずに、自分は周りの人達のために何ができるかをいつも考えながら行動しているうちに、成功の道を歩んでいるのではないかと思いました。
2021年秋に放送されるドラマ「前科者」と、2022年に全国ロードショーされる映画「前科者」が今からとても楽しみです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。