春先になると花粉症に悩まされる方が増えますが、特に「目がかゆい」という症状に困っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざ病院に行こうと思っても「何科を受診すればいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。
ここでは、「花粉症」「目がかゆい」「何科」という3つのキーワードをもとに、最も適切な診療科やその理由、症状別の対処法について分かりやすく解説していきます。
- 花粉症で目がかゆい時に受診すべき診療科
- 眼科・耳鼻科・内科それぞれの役割と違い
- 市販薬と病院受診の使い分けの判断基準
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目がかゆい花粉症の症状には眼科の受診がベスト
春の訪れとともに、多くの人が悩まされる花粉症。
特に目のかゆみは、生活の質を大きく下げる症状の一つです。
「このつらさ、いったい何科に行けばいいの?」と迷ってしまう方に向けて、今回は花粉症による目の症状に最も適した診療科をご紹介します。
花粉症で目に出る症状とは?
花粉症の症状は鼻水やくしゃみだけではありません。
目のかゆみ・充血・涙目・異物感など、目に現れるアレルギー症状も代表的なものです。
これらは「アレルギー性結膜炎」と呼ばれ、放置すると掻きすぎによる角膜の傷や、かえって炎症が悪化することもあるため注意が必要です。
なぜ眼科が適しているのか?医師の診断で点眼薬も処方可能
目のかゆみや充血が主な症状であれば、まずは眼科を受診するのが最善です。
眼科では、結膜の状態を詳細に観察し、アレルギー性か他の病気によるものかを正確に判断してもらえます。
さらに、市販では手に入らない抗アレルギー成分入りの点眼薬やステロイド点眼薬など、症状に合わせた治療が受けられます。
眼科であれば、「目の表面」にフォーカスした専門的な診療が受けられる点でも大きなメリットがあります。
花粉症の目のかゆみ=眼科という考え方は、非常に合理的なのです。

ちなみに筆者も花粉症で、目がゴロゴロして我慢できなかったので、上記の点眼剤を眼科で処方していただきました。こちらは、朝・夕と1日2回の点眼になります。
そのほか、市販の目薬も時間を開ければ点眼オッケーだったので、以下の目薬をさしています。
クールさで、スゥ〜〜っとして、症状が軽減してきています。よかったら試してみてくださいね!

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眼科を受診するタイミングとは?
目のかゆみが強く、日常生活に支障がある場合や、市販薬を使っても症状が改善しない場合は、早めに眼科へ行くのが望ましいです。
特にコンタクトレンズを使用している方や、以前に目の疾患がある方は、自己判断での対応が逆効果になるケースも。
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悪化する前に専門医の診察を受けることで、目の健康を守ることができます。
症状が複合的な場合は耳鼻科も選択肢に
花粉症の症状は目だけでなく、鼻水・くしゃみ・鼻づまりといった呼吸器系の不調も併発することが一般的です。
目のかゆみに加えてこうした症状がある場合、眼科だけでなく耳鼻科の受診も視野に入れるべきです。
それぞれの症状に合わせて、適切な専門科にかかることで、より早く快適な日常を取り戻せます。
鼻水・鼻づまりもある場合は耳鼻科へ
目のかゆみに加えて鼻づまり・くしゃみ・喉の違和感なども強く出ている場合、耳鼻科が適しています。
耳鼻科では、アレルギーの程度を測る血液検査や、鼻腔内のチェックなどが行われ、症状に応じて抗アレルギー薬やステロイド剤、点鼻薬などの処方が可能です。
鼻と目の両方に影響する炎症をまとめてコントロールできる点で、耳鼻科はとても有効な選択肢となります。
耳鼻科でのアレルギー治療の内容とは?
耳鼻科では、アレルギーの根本治療を目指す「舌下免疫療法」などの専門的な治療を受けられる場合もあります。
これは、スギやダニなどのアレルゲンを少量ずつ体内に取り入れることで、アレルギー反応を起こしにくくする長期的な治療法です。
短期的な症状緩和だけでなく、将来の花粉症対策を見据えるなら、耳鼻科での相談も非常に価値があります。
なお、耳鼻科でも点眼薬が処方されることはありますが、目に特化した治療は眼科の方が適しているため、症状の強い部位を軸に科を選ぶのが賢明です。
内科で対応できるケースと限界
「とにかく早く診てもらいたい」「どの科に行けばいいか分からない」――そんな時にまず頼りたくなるのが内科です。
実際、花粉症の症状で内科を受診する方も少なくありません。
しかし、内科ができること・できないことを理解しておくことが重要です。
まずは内科で相談するのも選択肢の一つ
複数の症状が軽度で、専門的な治療が不要な場合には、内科での対応でも十分なことがあります。
市販薬では効果が薄く、でも眼科や耳鼻科に行くほどではない…そんな時は、内科で抗アレルギー薬を処方してもらうのが便利です。
特に、かかりつけの内科医がいる場合は、症状の経過を見てもらいながら処方を調整してもらえるというメリットもあります。
専門的な治療が必要な場合は他科への紹介も
ただし、目のかゆみが強い・鼻の症状がひどい・市販薬や処方薬で改善しないといった場合には、専門科での診察が必要です。
内科では処方できる薬が限られていることもあり、点眼薬や点鼻薬などの局所的治療には対応できないケースもあります。
そのため、内科を受診した結果、眼科や耳鼻科への紹介を受けることになることも少なくありません。
内科はあくまで「入口としての相談窓口」と考え、症状の程度によっては速やかに専門医を受診する判断が大切です。
市販薬で対応できる?病院に行くべき判断基準
「とりあえず薬局で、目薬や飲み薬を買って様子を見よう」と考える方は多いでしょう。
実際、花粉症用の市販薬は多く出回っていて、軽度の症状であれば十分に対応可能です。
ただし、市販薬での対処には限界があることも理解しておく必要があります。
市販の目薬や内服薬の効果と注意点
ドラッグストアで購入できる抗アレルギー薬や目薬は、手軽に使える便利なアイテムです。
例えば、抗ヒスタミン成分を含む内服薬は、くしゃみ・鼻水・目のかゆみといった複数の症状に対応できます。
また、市販の目薬にもアレルギー性結膜炎向けのものがあり、一時的なかゆみや赤みに効果を発揮します。
ただし、用量や使い方を誤ると副作用が出る可能性もありますし、市販薬では効果が不十分な場合も多いです。
医療機関の受診を検討すべきタイミング
以下のようなケースに該当する場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
- 市販薬を1週間以上使用しても効果が見られない
- かゆみや充血がひどく、仕事や学業に支障がある
- 症状が年々悪化していると感じる
- コンタクトレンズ装用時に違和感や痛みがある
これらの状況では、市販薬では根本的な改善が難しく、専門的な診断と処方薬による治療が必要になる可能性が高いです。
「病院に行くほどでもない」と我慢するのではなく、早めの受診が、症状の悪化を防ぐ第一歩となります。
花粉症で目がかゆい時に何科を受診するかのまとめ

花粉症による目のかゆみは、ただの不快感にとどまらず、集中力の低下や生活の質の低下を招く厄介な症状です。
そのため、症状の程度に応じて、適切な診療科を選ぶことがとても重要です。
どこに行くべきかを迷ったときの判断基準を、もう一度整理しておきましょう。
- 目のかゆみや充血が中心 → 眼科
- 鼻水・くしゃみ・鼻づまりも強い → 耳鼻科
- 症状が軽く、まず相談したい → 内科
どの診療科を選んだとしても、症状を正確に伝えることが診断の第一歩になります。
また、「とりあえず市販薬で…」という対応も可能ですが、症状が長引く、または重くなる場合には早めの受診が肝心です。
専門医による的確な診察と治療で、花粉シーズンも快適に過ごせるように備えていきましょう。
- 花粉症による目のかゆみは眼科が最適
- 鼻の症状を伴う場合は耳鼻科も視野に
- 軽い症状なら内科でも対応可能
- 眼科では専門的な点眼薬が処方される
- 耳鼻科では根本治療の提案もあり得る
- 市販薬で改善しない時は医療機関へ
- 症状の出方に応じて科を選ぶのがコツ
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