1657年に江戸を襲った「明暦の大火」は、死者10万人以上、焼失町数800町を超える大災害として歴史に名を残しています。
中でも「振袖火事」として知られるこの大火には、呪われた振袖の伝説が大きく関わっているとされています。
そして現代の人気漫画『怪獣8号』では、「明暦の大火」をヒントにしたのか?「明暦の大怪獣」が登場し、話題を呼んでいます。本記事では、実際の歴史的背景とフィクションが交錯するこの不思議な関係に迫ります。
考察を交えながら書いていますので、その点はご了承くださいね!
怪獣8号で登場した「明暦の大怪獣」については、↓こちらをご覧ください。
⇒ 「明暦の大怪獣」とは?怪獣8号113話ネタバレ考察・9号の中には?カフカピンチ!
- 1657年の「明暦の大火」の被害と振袖火事の伝説
- 『怪獣8号』の「明暦の大怪獣」が大火とどうリンクしているか?
- 振袖火事にまつわる3つの火災原因説の解説
「振袖火事」と「明暦の大怪獣」:呪われた振袖と3人の少女の悲劇
1657年(明暦3年)1月18日~19日の江戸を襲った大火、「明暦の大火」丸山火事は、本郷丸山本妙寺から出火した振袖火事としても知られ、死者10万人以上、焼失町数800町を超える被害をもたらしました。
その火災の背後には、呪われた振袖にまつわる伝説が深く関わっているとされています。
そして、現代の人気漫画『怪獣8号』においても、同じく「明暦の大火」をヒントにした?「明暦の大怪獣」が登場し、物語に深い影響を与えています。
恋煩いで命を落とした少女たちと呪われた振袖
振袖火事の発端は、恋煩いで亡くなった17歳の少女の形見となった振袖が、彼女を弔った寺男たちによって、寺院で転売され続けたことにあります。
振袖は3人の少女の手を渡り、彼女たちは皆不幸な運命を辿りました。最後にこの振袖を燃やして供養しようとした際、風に煽られた振袖が寺の屋根に引火し、大火災に発展したと言われています。
「怪獣8号」との関係:「明暦の大怪獣」とは?
漫画『怪獣8号』では、江戸の大火災をモチーフにしたと思われる「明暦の大怪獣」が登場します。
これは、9号と8号の戦いの中で姿を現し、まるで江戸を焼き尽くした災害そのものを象徴しています。
『怪獣8号』のストーリーの中で、「明暦の大怪獣」はカフカの運命を左右する大きな存在として描かれ、読者に災害の恐怖を再現しています。
「明暦の大火」とは?江戸城も焼失した史上最大の火災
「明暦の大火」は振袖火事とも呼ばれ、1657年に江戸を壊滅的に焼き尽くしました。江戸城天守閣はこの火災で焼失し、その後二度と再建されることはありませんでした。
本所回向院は、この大火で亡くなった多くの霊を供養するために設立された寺院であり、江戸における重要な霊廟となりました。
江戸城天守が再建されなかった理由
江戸城天守は、江戸のシンボルであったにもかかわらず、明暦の大火の後再建されませんでした。これは財政的な理由や、再び同様の火災が発生するリスクを避けるためだったと言われています。
本所回向院と明暦の大火
この大火災は、数十万人の命を奪い、本所回向院はその犠牲者を弔うために建立されました。現在でも、本所回向院は江戸の大火災の記憶を継承し続けています。
振袖火事の真相に迫る:3つの説を徹底解説
火災の原因:幕府の意図的な放火説
振袖火事の原因には複数の説があります。その中の一つが、幕府が江戸の都市再開発を目的として放火を行ったというものです。
江戸の大火災は偶然ではなく、計画的な都市改造の一環だったのではないかという説が浮上しています。
阿部忠秋の屋敷火元説とは?
もう一つの説として、老中阿部忠秋の屋敷が実際の火元であったが、幕府の威信を守るために火元を本妙寺に引き受けさせたというものがあります。
この説は、当時の政治的背景や権力闘争が関わっていた可能性を示しています。
要は隠蔽工作したということでしょうけど、今の政治の在り方とそう変わらないと思います。
明暦の大火と「怪獣8号」の「明暦の大怪獣」まとめ
「明暦の大火」は、歴史的な災害として江戸の人々に大きな影響を与え、その後も伝説として語り継がれています。
この災害がフィクションの世界でも利用され、特に『怪獣8号』の「明暦の大怪獣」はその象徴として描かれているのかは考察となるのですが、どちらも避けたい出来事ですね!
歴史的な災害の記憶は、過去から現在、そして未来へと引き継がれ、私たちが災害に対する備えを忘れないための教訓となっています。「怪獣8号」における「明暦の大怪獣」は、そうした歴史的な教訓を現代に蘇らせる存在と言えると思います。
どちらも招かざる存在であり、どちらも人に対しての災害です。
なるべく起きてほしくない出来事なので、未然に防げるように策を練ると少しはよかったのかなぁと思います。
しかし天災はなかなか防ぐことはできませんよね?特に地震は・・・
- 「明暦の大火」は1657年に江戸を襲った大火災で、振袖火事という伝説が関連している
- 『怪獣8号』の「明暦の大怪獣」は、この歴史的な火災をモチーフにしたフィクション
- 火災の原因には、呪われた振袖、幕府の放火、阿部忠秋の屋敷火元説がある
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保科宗四郎(第3部隊副隊長・剣術の達人)
四ノ宮キコル(第3部隊隊員・四ノ宮功長官の娘)
鳴海弦(第1部隊隊長・ゲームオタク)
「怪獣8号」アニメ
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