公共の場やショッピングモールなどの前に、献血車が停まっていることがありますが、血液不足を呼びかけながら、200mlや400 mlや血小板成分献血などの希望者を募っている光景を目にすることがあります。
献血する特典としては粗品もありますが、コレステロールや血糖値など、通常の血液検査で調べられる結果や、受付時にB型・C型・E型肝炎検査や梅毒検査、HTLV-1抗体検査の結果通知を希望された方のみ、異常を認めた場合献血後1ヵ月以内に、親展としてその結果が郵送されてきます。
しかし最初から検査目的で献血を受けることはできないので、その点注意が必要です。
献血を目的に行っても、断られるケースもあります。
どのようなことで断られるのか、一緒に見ていきましょう。
献血を断られる場合
・出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた
・一定期間内に予防接種を受けた
・6ヵ月以内にピアスの穴をあけた
・6ヵ月以内にいれずみを入れた
・外傷がある
・動物や人に咬まれた
・輸血歴や臓器移植歴がある
・エイズ、肝炎などのウイルス保有者、または疑いのある人
他にも法律上で、採血が健康上有害とされる貧血者などは、採血してはいけないという規定があるので、血液濃度が低い場合も、献血を断られる可能性があります。
貧血の人の特徴
血液中のヘモグロビンは、鉄とたんぱく質からできていて、全身に酸素を供給する働きをしています。
貧血の人はヘモグロビンが少ないので、酸素を運搬している時に、体内が低酸素になる状態になるので、体がだるくなったり、気分が落ち込み物事に集中できなくなったり、眠気やめまいが起こるといった症状が出てきます。
貧血がひどくなる前に、鉄分を補給すると良いですね。
献血できる年齢とは?
男性は400ml献血が17歳〜69歳、女性は18歳〜69歳となっています。
そして血小板成分献血に限っては、男性は69歳までできますが、女性は54歳までとなります。
詳しい内容については、下記をご覧になってみてください。
引用:厚生労働省
まとめ
献血も少子高齢化によって、献血に協力できる人達の減少が予測されるので、血小板成分献血については、男性のみ54歳から69歳まで引き上げられたようです。
女性については、引き続き検討していくようで、献血基準が見直されています。
今後ますます少子高齢化社会になっていくので、献血するのも大変になってくると思います。
そのうち、国民の義務になる日が来るのでしょうか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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