髪の毛や肌の色は、太陽光(紫外線)の当たる量により変化し、赤道に近い所に住む人種ほど濃い色になっていき、人によってはコンプレックスになったり、またお洒落からカラーリングやブリーチなどして気分によって変化を楽しむ人もいます。
赤道に近いアフリカや南アメリカに住む黒人は、肌の色も髪の色も黒く、またヨーロッパや北アメリカに住む白人は、肌も白く髪も栗色や金髪の人達が目立ちます。
メラニン色素の種類
太陽光(紫外線)が強い地域に住む人達と、太陽光の弱い地域に住む人達ではメラニン色素の生成が違い、紫外線から身を守ろうとすると、メラニン色素の生成が活発になるので色黒になっていくのです。
髪の毛の色で言うと黒色人種と黄色人種は黒色で、日本人を含むアジア人は黒色になります。
時々色素が薄い人がいますが、髪の色が栗色や茶色で、カラーリングする必要もないので羨ましがられる人達がいます。
本人は目立ってしまって、それがコンプレックスになっている場合もあります。
メラニン色素には「ユーメラニン」と「フェオメラニン」があり、黒髪をもつ日本人はユーメラニンを多く含んでいます。
ユーメラニンとフェオメラニンは全ての人達が持っていて、その含有量には個人差があるので、色白の人もいれば、健康的な小麦色の肌の人もいるのです。
そしてメラニンの含有量は遺伝による影響が大きくて、両親の髪の色で生まれてくる子どもの色が決まってきます。
ユーメラニンとフェオメラニンが作る髪の色
ダークブラウン(茶色)の髪は、ユーメラニンが多くてフェオメラニンが少ない髪色ということになります。
そしてもう少し明るいブラウンになると、ユーメラニンがダークブラウンよりも少なくなってくるのです。
金髪になると、どちらのメラニン色素も少ない髪色ということになり、赤毛はユーメラニンが少なくてフェオメラニンが多いということになり、「赤毛のアン」の髪はフェオメラニンの方が多いということになりますね^^
まとめ
髪色はメラニン色素によるものだということがわかり、太陽の光はいろいろな部分に影響があり、地球上にいろいろな種類の人間を造り上げたので、太陽の力は凄いなぁ~と思いました。
人種によって違う髪色については、こちらも参考にしてみてください。
イギリスでおこなわれた黒人の奴隷制度が今もまだ根強く残っていて、南アメリカに住みついたネイティブアメリカン(アメリカ先住民)など、先祖がインディアンであった人達も人種差別に苦しんでいると思います。
黒人であるだけで下に見られてしまうなんて、平等には程遠い国の在り方はなぜ変わらないのかとても疑問に思います。
赤道に近い国の人達は、忍耐強くないと生きられませんね。
髪や肌の色から人種差別まで、問題となる点は多々あります。
全て自己アピールということで、お洒落に繋がっていけると良いですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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