サービス残業が日常茶飯事で、給料の支払いが毎月遅れ、おまけにパワハラ・セクハラが横行し、同僚が精神障害(うつ病)になり、改善を求めても取り合ってもらえず、給料の支払いも確認できなくて辞められず、ズルズルと仕事を続けるように仕向けるブラック企業は、ここ数年増えてきています。
追い討ちをかけたのが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、契約件数も激変し、売り込みなどの仕事が加わり過重労働になったにも関わらず、給料は目減りしていくありさまです。
契約を取って来なければ、報酬はないっということですね。
以前のような、会社に所属していれば給料が普通に支払われるという状況からは遠ざかっています。
倒産など考えられなかった企業も簡単に廃業し、普通だと信じていた生活ができなくなっています。
では、どのような手口を使って会社を辞めさせないのか、その手口を見ていきましょう。
退職や転職させないブラック企業の手口とは?
何を言っても取り合ってもらえない、話をさえ聞いてもらえない状況
入社後すぐブラック企業とわかり退職を申し出たところ、採用する時にかかった求人費用と、新規募集のための費用を請求される
会社の規約とされている「業務遂行義務」に違反することになるので、業務遂行にかかる人件費200万円を支払って欲しい
労働契約にもあるように、3年間は継続勤務となっているので退職は契約違反となり、労働基準監督署に申し出ると言われる
その他、入社を希望して入ってきたのだからその責任を果たして欲しいと、半分脅しのような言葉を投げかけられたりします。
そうなってくると仕事どころではなくなってしまいますよね。
対処法としての一例
ブラック企業である証拠を調べ上げ、会社と労働基準監督署に提出する
もしこじれてしまった場合は、相談窓口に出向いて、内情を報告し今後の指示を仰ぐ
会社の上司の回答を、できればボイスレコーダーに残して専門家に聞いてもらう
一人で抱え込まずに信頼できる人に相談し、一緒になって良い対処法を考えてもらう
以上、精神的打撃を受ける前に回避し、積極的に行動するのが良さそうです。
まとめ
ブラック企業の手口は、本当に考えられないような汚い方法で、外からはわからないように進められるので、まずは気持ちで負けることがないように、平然な態度で挑むようにしましょう。
中小企業であっても、ブラックと言われる行為はあるので、誰もが知っている大企業でブラックとなると、手が付けられないほど荒んだ状態でありながら、外部からはわからないように進行していることがあるのです。
会社の説明会にもしっかり出て、前もってリサーチしていくことが未然に防げるコツなのです。
楽しく仕事するのに、ブラックはありえないですよね。
就活はデータ収集と、口コミサイトなどを調べてみると失敗しないと思います。
退職や転職できずに精神障害になって悩まないためにも、まずは就職先のリサーチが大切ですね。
就職応援サイトなども利用してみて、納得のいく就職や転職へと繋げていきましょう!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。