ジミー大西画伯が静岡伊勢丹で、画業30周年作品展を開催し、コロナ禍でもみんなに元気を取り戻してもらおうと来店する日の予定もあります。
ジミー大西さんと言えば、お笑い芸人として知らない人はいないという存在であり、さんまさんの弟子としてさんまさんにとても可愛がられている印象があります。
ジミー大西画伯、画業30周年作品展の予定
2022年の画業30年記念作品展「POP OUT」は、静岡伊勢丹(7月20日~8月1日)、浦和伊勢丹(8月3日~8月15日)、新潟伊勢丹(8月17日~8月24日)など全国を巡回していきます。
静岡伊勢丹の前は、東京銀座の三越で2022年4月27日(水)〜5月9日(月)まで開催されていました。
企画制作は吉本興業株式会社です。
静岡伊勢丹では8階大催事場で、ジミー大西 画業30年記念作品展「POP OUT」開催されていて、展示会場の横には、コラボ商品がズラリと並べられ展示即売されています。
会員さま入場無料サービスがあり、エムアイカードやエムアイ友の会カードを持参すると無料で鑑賞できます。
そして20日(水)、24日(日)、31日(日)は、ジミー大西さんの来店予定日となっていますので、作品制作しているジミーさんに会うことができます。
ジミー大西画伯、どんな作品が展示されているの?
野球ボールの糸も使ったカラフルな色合い大きな作品や、カラフルなワニのオブジェなど、彩りが鮮やかな作品が並んでいます。
油絵のような表面の質感が出ているマチエールにも工夫されていて、遠目でも近くでじっくりでも楽しめる作品だと思いました。
静岡での開催は初めてで、およそ100点が展示されています。
ジミー大西画伯、絵を描き始めたきっかけは?
きっかけは、明石家さんまさんの長女のIMALUちゃんと、お絵描きしていた時にさんまさんから「変わった絵を描くな」と言われたそうで、テレビ番組を紹介してもらい、それがきっかけで絵を描くようになったそうです。
そして「芸術は爆発だ〜」の岡本太郎先生から、FAXで手紙をいただき、「キャンバスからはみ出せ」って書いてあったそうです。
それまで自分が絵描きになるなんて考えていなかったようで、岡本太郎先生の手紙が転機になったそうです。
ジミー大西画伯、ピカソを追いかけてスペインへ・・・
「バーンズ・コレクション展」(1994年)で見たパブロ・ピカソの作品に魅せられて、ジミー大西さんはスペインのバルセロナで3年間生活していたそうです。
キュビスム(20世紀初めにピカソ達が創始した美術運動)に接する機会もあり、作品にも取り入れられているような気がします。
ヨーロッパには古美術が多く、修復師がいるくらいなので、昔の絵がそのままの形で残っていて、バルセロナに滞在中は、写真を撮ったりデッサンをしたりしていたそうです。
そしてニューヨークにも1年居たことがあり、自由な発想で最先端のものも受け入れてもらえる気がするので、ニューヨークでも個展を開きたいと思っているそうです。
Jimmy Onishi ART WORKS 1993-2022 – ジミー大西・画業30年記念作品集 – [ ジミー大西 ]
ジミー大西画伯、30年間の活動の想い出
ジミー大西さんは、締め切りがあると焦ってしまい大変だったようです。
作品制作に時間がかかってしまい、作品にのめり込んでしまうので、期限が迫っていると気づくと焦ってしまうそうです。
そんな時は、音楽を聴いたり、Netflixで映画を観たり、野球中継を観たり、周りの人とお喋りながら制作したり、気を紛らわせながら描いているそうです。
ヒゲダン(Official髭男dism)やあいみょんの曲は、よく聴いているそうです。
そして30年続けてこられたのも、師匠であるさんまさんや吉本興業の存在と環境が大きく、とても感謝しているということでした。
ジミー大西画伯、コロナ禍でも制作は続けてきた
「ジミー大西 画業30年記念作品展」が、8月1日まで静岡伊勢丹、8月3日~8月15日は浦和伊勢丹、2023年4月まで全国巡回にて開催されています。
切手はジミー大西さんの作品「世界新体操選手権」切手(1999年発行)で、選手のフープ(輪)の中には、なぜか餅をつくウサギがいます。 pic.twitter.com/mB79Iai15h— 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) July 22, 2022
引用:ツイッター
他の芸人さん達は、コロナ禍になってから仕事が減ってしまった人も多かったけれど、ジミーさんは自宅で一心不乱に絵に向かっていき、芸術に救われたところがあったようです。
「僕はもともと本物の画家じゃないんです。吉本興業の芸人として絵を描いているので、やっぱり作品を見た人に喜んでもらえるのが自分の中で一番なんです。」
ジミー大西さんのこの言葉に、大変感動しました。
そして今回の展示会のテーマである「POP OUT」も、楽しませる!というのがコンセプトで、会場内に「ジミーの部屋」を設けて、絵を描いたり、ご飯を食べたり、寝転んだりして、普通の画家はやらないことを見てもらって、写真を撮ったりして楽しんでほしいと考えています。
画家と鑑賞する人との壁を取り払った、本当に素晴らしい企画だと思います。
ジミー大西画伯、今後の計画は?
今まで描いてきた作品が400点ほどあるので、あと30点くらい描いて、そのあとは年金生活を送ろうと思っているそうです(笑)
1年に3~4点は描いていき、30点描き終わったところで、何も考えることなく爆睡してみたいということでした。
やはり創作活動は、起きてる間はずっと作品のことを考えていなければならないので、わかる気がします。
そしてウクライナに行きたいと思っていて、ニューヨークで個展を開くことも目標みたいです。
年金をもらえるようになったら絵は卒業して、美味しいものを食べて爆睡したいということでした。
ジミー大西画伯が静岡伊勢丹で、画業30周年作品展をコロナに負けずに開催!まとめ
ジミー大西画伯が静岡伊勢丹で、画業30周年作品展を開催し、自由な発想で皆さんに絵やトークで呼びかけています。
やはり創作活動は神経を削るような作業があるので、年金生活を夢見る気持ちはとてもわかります。
時々キャンバスに向かうことが、ジミーさんにとっては幸せなのだと思います。
裸の大将放浪記でも有名な山下清画伯も、自由に絵を描くことを望んでいました。
作品の期限があると、焦るが作品に出てしまうので、本人も嫌だったと思います。
今回の作品展では、いろいろ思うことがあり記事にしてみました。
静岡ではあちこちされるみたいですよ。
ドンキホーテへは行かれるみたいです(笑)
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