王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？最終手段と呪いについて

王様ランキングのカゲがおうけんを、夜の海の大きな波のように飲み込んで、カゲにとってはボッジの命を救うための最終手段だったのです。

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鏡のミランジョがカゲの行動に驚き、たぶんカゲ本人も危険なおうけんを自分の体の中に入れるなんて考えていなかったと思います。

それだけボッジとカゲの絆は強く、自分はどうなってもいいと最終手段に出たのだと思います。

王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？カゲの体は自由自在

カゲはボー王国のお抱え暗殺集団「影一族」の唯一の生き残りで、闇に紛れれば最強になれます。

ボッジを助けるために、おうけんを飲み込んだ時、カゲの体は大きく膨張して波のように包み込んだのです。

カゲもボッジやおうけんと同じく、呪いをかけられていて自由自在な体を持って生まれてきたのです。

⇒ 王様ランキングはエッセイ？ カゲの体の構造も設定も自由自在

ポーションもカゲが体の中に収納（盗み）していたお陰で、ミツマタや魔獣たちが助かったのです。

王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？呪いの意味とは？

呪いをかけられたボッジ、カゲ、おうけん。

では、いったい呪いとは何かを調べてみたのでご覧ください。

呪い（のろい）は、人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し、災厄や不幸をもたらさしめんとする行為を言います。

特に人が人を呪い殺すために行うものは、古来日本では呪詛（じゅそ/ずそ/しゅそ）、あるいは対象を「悪」と見做して滅するという、建前の上で調伏（ちょうぶく/じょうぶく）と言われることもありました。

引用：ウィキペディア

難しい言葉が二つ出てきましたね。その二つについても調べてみました。

↓

・呪詛（じゅそ/ずそ/しゅそ）

神仏や悪霊などに祈願して、相手に災いが及ぶようにすること。のろうこと。

引用：goo辞書

・調伏（ちょうぶく/じょうぶく）

１㋐ 心身をととのえて、悪行を制すること。

１㋑ 祈祷 (きとう) によって悪魔・怨敵 (おんてき) を下すこと。降伏 (ごうぶく) すること。

２ まじないによって人をのろい殺すこと。

引用：goo辞書

王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？呪いの対義語は？

続いて呪いの対義語（反対語）についても調べてみました。

対義語が「祝い」ということで、意外でした。

１ めでたいとして喜ぶこと。祝賀。

２ 祝う気持ちを示す言葉や金品。

３ （斎）心身を清らかにして神を祭ること。

４ （斎）神を祭る所。また人。

引用：デジタル大辞泉

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こうして調べてみると、いろいろわかって面白いですね（笑）

わかったことは、人は呪ってはいけないということで、結局は自分が不幸になり、全て自分に跳ね返ってくるということです。

王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？ボッジとカゲの友情の深さ

呪われた者同士という言葉はよくないのですが、最初の出会いでカゲがボッジの言葉を理解したことから、二人の友情は芽生えたと思うので、普通の人間ではダメだったということになります。

言葉が理解できる＝心が通じ合える

ということになるので、二人の関係はますます深く引き寄せあって、ボッジもカゲも幸せになれたことになります。

この物語は相当奥が深いのです。

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たぶん子どもでは理解できないことがあるかもしれません。

人生の経験を積んできて、初めて理解できることのほうが多いと思います。

王様ランキングのカゲがおうけんを飲み込んだ？最終手段と呪いについて まとめ

王様ランキングのカゲがおうけんを、夜の海の大きな波のように飲み込んで、カゲにとってはボッジの命を救うための最終手段で、命がけだったのです。

ボッジもカゲもおうけんも呪いがかけられていて、それだからボッジとカゲは通じ合うものがあったのだと思いますが、呪いは本当に恐ろしいものだということがわかりました。

漢字が中国から入ってきているので、呪いにも歴史があるように思います。

人の心の見えない部分にはドロドロとしたものがあり、まるで呪われた冥府のおうけんのような中身なのかもしれませんね。

呪いが早く解けると良いですね！