北九州市では「革新的ロボットテクノロジーを活用した、ものづくり企業の生産性革命実現プロジェクト」を5ヵ年で約17億円の事業を予定し、産業用ロボットの研究開発とロボット技術を地域企業に導入し、生産性の向上を図ることを約束し、2015年に国内で設定された将来性のある「ロボティクスファンド」が今、広く注目されています。
北九州市が取り組む、産業用ロボットとは?
人と同じ作業ができる自律作業ロボットを含め、国家戦略特区の制度を活用した介護ロボットや、橋やトンネル、建築物といった社会インフレなどの点検ロボットなどの開発をしています。
またロボットを作る側と、使う側の橋渡しを強化して、好循環な状況を生み出すことによって、北九州市の労働生産性を高めていき、競争力の基盤の強化に努めて、北九州市から世界に向けて、生産性革命を発信していきたいと考えています。
そして「ロボットといえば北九州市」を目指した様々な取り組みを、今後も進めていきます。
安川電機は、日本を代表するトップメーカー?
100年以上の歴史があり、創始者が同じ「安川電機」と「九州工業大学」が協力しあって、産業用ロボットを開発しています。
九州工業大学は、数多くのロボティクス研究者を有していて、事業の加速化を図るために、国内外のトップレベルの研究者を招いたり、日本全国や世界中から学生が集まるようにアピールしています。
ロボティクスが活躍する4分野とは?
FA
生産年齢人口(15才~64才)が、2015年から減少してきていて、先進国や中国の人手不足が問題視されてきました。
その人手不足を補うのが、ロボットによる自動化(ファクトリー・オートメーション)と考えられていました。
だから産業用ロボットは、強い需要に支えられています。
AI・IOT
モノのインターネット化や人工知能の登場により、それらと繋がっていく日常は意外と早く来ると考えられています。
そして腕時計やスピーカーなどが急に注目されたり、EV(電気自動車)もますます増えていく時代がやってくるかもしれません。
また半導体需要の増大と継続に繋がっていくのです。
だから半導体メーカーはもちろん、製造メーカーも注目されてきているのです。
医療・介護
手術ロボは「手ぶれ」とは無縁の高度な施術を可能にして、高齢化社会ではリハビリや介護のニーズも増えているので、介護ロボットが活躍する場が増えていきます。
セキュリティ(高まる安全意識)
ビルや個人宅でのセキュリティ意識はもちろん、エネルギーの効率利用や安全なデーター保管のニーズも高まっていきます。
複数の需要に支えられた世界的な成長産業であるロボティクスなので、ロボティクスファンドは持っていて損はないようです。
グローバル時代の象徴「ロボティクス」まとめ
時代はついにロボットたちに補助してもらいながら働いたり、生活するところまできているのです。
AI(人工知能)があちらこちらで使われ始めてきて、それに沿わせるようにロボットたちが活躍していくという10年20年前には考えられない状況が起きているのです。
産業用ロボット止まりではなく、きっと近未来には一家に1台? 家庭用ロボットが家を守ってくれる時がくるかもしれません。
とても便利ですが、やはり機械なのでメンテナンスは必要になり、車検と同じくロボ検が強制され、自宅に検査員が訪問するようになるかもしれませんね?
しかし検査員は人間なのでしょうか? それともAI搭載の産業用ロボットなのでしょうか?
ロボットがロボットを点検する? なんだか面白いですね?
近未来の話しだと思うので、産業革命の変化をこの目で見ることができるのかな?
生きているうちに見てみたいと思います(笑)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。