王様ランキングは愛情物語　そして個性的なキャラクターに芽生えるもの

王様ランキングは愛情物語と言えるのではないかと、マンガ「王様ランキング」を読んでみて思いました。

個性の強いキャラクター達それぞれに、愛情が芽生えていることに気づいたのです。

とにかく愛情と呼べるものが、話が進むに連れ、いろいろな場面で顔を出してくれるのです。

王様ランキングは愛情物語　愛情の対義語は？

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愛情という言葉の意味は、とても奥の深いものです。

愛情とは相手のことを、自分にとってかけがえの無い存在として、愛おしく思い、また相手からもそのように思われたいと願う、本能的な心情のことを言います。

家族や友人、知り合いやペットでも、このような気持ちになることがあるのではないかと思います。

では愛情の対義語は、何でしょう？　

愛情の裏側にある言葉は、無関心です。

無関心とは、その事柄に注意を払ったり、関心を持つことがない様子を示します。

自分に関係ないと思うと、その人のことを考えなくなりますよね？

愛情を感じなくても、相手のことを気にしているのは、まだ何かしらその人に期待しているということになるのではないのでしょうか？

とにかく王様ランキングには、愛情のある人、無関心な人が混在していて、とてもわかりやすいことがわかってきました。

王様ランキングは愛情物語　そして個々のキャラクターの結び付きとは？

主人公ボッジには、多くの愛情物語がありますね。

お母さん（シーナ王妃）、お父さん（ボッス王）、そしてヒリング（継母）、ダイダ（義弟）、剣術指南役のドーマス、大蛇であるミツマタ、街で知り合って友達になったカゲ、そしてボッジの師匠のデスパーは、みんなそれぞれ愛情を注いでくれています。

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ボッジ本人には、なかなかわからないこともあるけれど、それでも精神的に強いボッジは、みんなの期待を一心に背負い、ランキング１位の王様になるために、努力は欠かさず修行に励んでいます。

ボッス王とミランジョ、そしてアピスも、不思議な結び付きがあり、ミランジョは本当に気の毒な少女時代を過ごし、生き延びるために仕方なく、魔神に鏡の中の生活を与えられています。

ミランジョはボッスを慕い、ボッスもミランジョの希望することは、何でも聞いてあげようと努力しています。

⇒王様ランキングのミランジョは、鏡の世界から何を見ている？

ちょっと歪んだ形の愛情だと思いますが、それでもお互いに支え合っているので生き延びることができるんですね。

王様ランキングは愛情物語　そして個性的なキャラクターに芽生えるもの

いろいろな形の愛情がありましたが、愛情のかけらも無い無関心の人たちも中にはいるのです。

その代表が、ミランジョの故郷である、魔法立国ホウマの隣国のギャクザの人たちなのです。

良くしてくれたホウマを裏切り、ギャクザは魔神と手を組んで、ホウマの人たちを皆殺しにしてしまったのです。

⇒王様ランキングのミランジョの心の傷の大きさは？　心のよりどころは？

それも、ミランジョただ１人残して・・・

他にも無関心の代表とも言えるのが、冥府（めいふ）の国の王様サトゥンでした。

肉体は滅んでも、その後三男であるオウケンの体に入って、相変わらず悪いことに手を染めてきています。

オウケンのことを思っている、兄のデスハーとデスパーは、最後までオウケンのことを見守っていこうとしています。

父親サトゥンは、息子たちのことを何とも思っていなかったのでしょうか？

ボッジの父親もダメ親父だけれど、サトゥンよりはまだマシかもしれませんね。

王様ランキングは愛情物語　そして個性的なキャラクターに芽生えるもの まとめ

王様ランキングは愛情物語ということで、いろいろなキャラクターを通して考えてみましたが、いかがだったでしょうか？

個性の強いキャラクターが揃っていますが、みんなそれぞれ人を思いやる気持ちは持っています。

デスパーの愛馬の白王（はくおう）だって、デスパーに会えなくなり、他の人には懐かずストレスを溜め込んで、食べ過ぎて太ってしまったのです。

⇒王様ランキングの白王（はくおう）は、ウケ狙いでデスパーもビックリ？

動物だって、愛情がわかるのです。

人間だったら、もっとわかりますよね。

愛情のある人間でありたいと思っています。

人に優しくなれない人間は、生きている意味はないと思います。

王様ランキングで、今後も愛情のあり方について、学んでいきたいと思っています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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