店名にインパクトがある、今話題のパン屋さんは全国に200店以上あり、お店の外装・内装のリノベーションから店名やフワフワ・もっちり感の食パンの製造レシピと接客のアドバイスまでを含めたプロデュースを、300万円で請け負っている、見た目がド派手なカリスマ的な「ベーカリープロデューサー」が巷を賑わせています。
味だけではなく視覚的にも「楽しい」と笑ってもらえると嬉しいと語るベーカリープロデューサーの岸本拓也さんは、遠くから見てもすぐわかる派手な服装で、店名(看板)のキャッチコピーにインパクトを与え、売り上げをグングンのばしています。
なぜインパクトのある、おもしろい店名にするのか・・・それは行列のできるパン屋さんの経営戦略であるのです。
ジャパンベーカリーマーケティング
神奈川県横浜市でベーカリーマーケティングをしている岸本さんは、今もパン屋さんをやっていますが、自ら食パン専門店のプロデュースを手がけています。
以前は市場を広げるために支店を作ると言う選択肢もありましたが、もっと違ったスタイルのパン屋さんをたくさん作っていく方が、世の人に喜んでいただけるのではないかと思ったそうです。
直営店は食パン専門店とカレーパン専門店の各1店舗ずつで、これまで200店以上をプロデュースしてきました。
パン屋店名
・もう言葉がでません
・あせる王様
・いつかの馬鹿ップル
などフランチャイズ店ではなく、お店ごと個性を出したいという狙いがありプロデュースしています。
他にも群馬県で老人ホームや訪問介護ステーションを運営しているお店の名前が、「まじヤバくない?」だったり、千葉県で薬局やシュミレーションゴルフなどを経営しているお店の名前が、「街がざわついた」など、どれも一目見たら忘れない看板がついています。
岸本さんが考えるコンセプトとしては、地域の中で話題と笑顔と、真っ当なパンを届けることが大事だと考えていて、新たに神奈川県生田駅前に、新店舗を開店させました。
第二の人生はパン屋さん
今回新店舗のプロデュースを岸本さんに依頼してきたのは、都内で質屋のフランチャイズ店を経営している息子さん(守谷さん)で、神奈川県に住む父・守谷さんに新規事業として食パン専門店の運営を進めていました。
未経験者であっても、パン屋さんを開業するお手伝いをしてくれて、独自レシピの提供から厨房機器の選定、そして10日間で製パン技術を習得でき、オープンまでプロデュースしてくれるので安心パックになっています。
店名とコンセプト
岸本さんと依頼された守谷さん家族とのミーティングで、お店のコンセプトと店名は5案の中から選ばれました。
提案された店名は、
・ピントでパニック
あまりの美味しさに、食パンの価値観が変わる
・まさかの壁ドン
あまりの美味しさに、ショックを受けてしまった
・全米も泣いちゃう?
どんな店舗にも負けないという意味
・アタシを食べる?
食べるの文字を大きくして、目に留まるようにする
・スターの昼寝
スターは地域の人気者で、スターでも昼寝ができるようにリフレッシュして、明日への活力にというメッセージも込めて
結果、「スターの昼寝」が選ばれて、外装のデザインは駅前ということもあり、正面になる側面が一番最初に目に付く場所なので、オリジナルキャラクターの「食パンスター」が目に飛び込んでくるようにしました。
オープン当日
10月17日のオープン当日は、あいにくの雨でしたが約80人の行列ができ、オープン間際まで従業員の接客トレーニングがあり、午前10時に開店して150斤分の整理券は約1時間で配布終了となり、即完売となりました。
まとめ
プロデュースした岸本さんも、後から様子を伺いにきて、生田駅前にあるパン屋さんということで、生田名物になってくれると嬉しいと言っていました。
オープン初日から早々に完売したので、感無量だとも言っていました。
第二の人生がド派手なプロデューサーが手がけた、ど派手なパン屋さんなんて夢があって良いと思いました。
他にも、食パン専門店の「乃が美」も美味しいパンで有名です。
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一日の始まりの朝食には、フワフワもちもちの美味しいパンが食べたいですよね。
見た目も味わいもよい食パン、食べると元気になります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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