真面目と聞くと物事に誠実で、キチキチと計画を立てて実行し依頼された事や時間を守り、冗談など全く通じなく、ただ与えられた環境や与えられた仕事をこなしていくというイメージが強いと思います。
いつも顔つきは真剣で、あまり人に笑いかけることもなく、心も緩まることなく頑な態度を維持していたら、芯から疲れが溜まってしまいそうです。
真面目な人って、信頼でき良いところが多い気がしますが、真面目過ぎてしまうと周囲とのズレが生じて、ハズレくじを引いてしまうことだってあるのです。
真面目には、クソ真面目と言う言葉もあるくらいなので、真面目ジメジメで気分が下がってしまうことは、あまり良くないのです。
逆にはじけてしまって、自由自在に行動していく人の方が、人生の成功はおさめることができるのです。
真面目な人の長所はなんとなくわかりますが、短所はどんなところがあるのかを見ていきましょう。
長所
頼まれたことを途中で投げ出したり、また嘘をついたりすることを嫌がり絶対にしないように努めるため、与えられた仕事などは最後までやり遂げるように努力し責任感は人一倍強いです。
また責任感が強いので、皆んなで仕事をする時に他の人のフォローをし、自分の仕事より他の人の仕事を優先させたりし、上に立つ立場になった時には、部下がミスしても自分がなんとかしようと問題を対処したりします。
いつでも頼り甲斐のある人のレッテルが貼られ、皆んなから信頼されるような人物像が定着してきます。
短所
「真面目な人は損をする」と言われるくらい、真面目過ぎてしまうと世渡りが上手くできなくて、また融通も利かない、冗談も通用しないので、困った事が起こった時に、人に頼まずに自分で解決しようとし、苦しさも人一倍味わうことになります。
また真面目な人は頭が固いところがあり、度を超すと人の意見を受け入れ無い頑固な性格が出てきてしまいます。
自分の中に常に正義感が存在していて、他の人の考え方が間違っていると判断した時は、絶対意見を変えようとしないのです。
仕事中は仕事の事しか考えていないので、周囲の人が仕事以外の話で盛り上がっていると、その会話に入ってこれないので、つまらない人間だというレッテルを貼られてしまう場合もあります。
そして新しいアイデアの発想はなく、決まっていることをコツコツとただこなしている面白みのない所もあります。
仕事人間でサービス残業も自らこなし、趣味の時間を持たないので、ストレスがどんどん溜まっていくのです。
仕事で正確に完璧にこなしている時には気分が良いのですが、ミスがあったりすると、愛嬌のあるの人の場合は、その後訂正するにしても笑ってその場を和ませようとしますが、真面目な人はその場のリアクションに困り、周囲からの評価も下がってしまいます。
少し効率よくを考えて、楽になるための新しいやり方を同僚が提案しても、今までのやり方に固執して、また楽することが悪いことだと考えている場合もあります。
一番気をつけたいのが怒ってキレる時で、自分の努力をわかってもらえなかったり、同僚で調子よく立ち振る舞って上司に褒められているのを目の当たりにすると、全て馬鹿らしくなり放り投げてしまうこともあります。
2通りの気質
HSP(繊細さや敏感な気質)と、その逆バージョンのHSS(活動的で刺激を追い求める気質)であり、また2つの気質を合わせ持っている人は「HSS型HSP」と言われています。
社会に出て成功できる人は、この2つの気質を合わせ持っている人であり、まずはHSSを全面に出し、ある程度落ち着いて決まってきたら、HSPの気質を出すようにするとスムーズにいきます。
真面目な人にはHSPの気質要素しかなく、与えられた仕事をコツコツとやっていくだけの人生になり、大きな功績は望めないし、人生の成功も期待できないと思います。
まとめ
真面目な人は変わったことをすることをとても嫌い、また人に合わせることが苦手で融通が利かないので、少し余裕を持ちながら、たまには楽しいことを考えながら仕事してみると良いかもしれません。
人生の成功はなかなか難しいと感じますが、自分を見つめ直して、とにかく思ったように行動することが良いと思います。
この人生は一度きりです。
心残りのないように生きていきたいですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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