人間には限りない欲求があり、それを手に入れるために自分の頭で考え行動して満足感を味わい、また新たな満足を得るために努力し、時々は障害にぶち当たり、思いどおりにいかないとストレスとして自分に返ってきて、悩み苦しむようになります。
体と心は一体化しているので、体が元気な時は心も穏やかで、体に不調が表れる時は心も絶不調になってしまいます。
自分の頭で考え行動するという人間にしかない思考能力は、逆に私たちを苦しめるものなのかもしれません。
それではどのような欲求が存在するのか、アメリカの心理学者の「アブラハム・マズロー」が、成功している起業家や、著名な芸術家からのインタビューのデータから割り出した欲求について順番に見ていきましょう。
欲求の種類
生理的欲求
空腹になると食事を摂りたい、夜はしっかり睡眠をとりたい、トイレにいって排泄分を出したいなど、生命を維持するために必要な欲求です。
社会的欲求
人は社会に所属し生活をおくっています。小さい時から仲間をつくり、人の輪の中で育っていくのです。
自分以外の人間と関係性を持ちたい、仲間を作りたいという欲求です。
安全欲求
天災や戦争など人に被害が及ぶことが多い世の中で、安全に穏やかに生活をおくりたいという欲求です。
自己実現欲求
自分の潜在能力を引出し、得意とするものなどを活かしながら、自分の夢の実現のために努力し達成したいという欲求です。
尊厳(承認)欲求
他の人から評価されたり、褒められたりして、内面的に満たされたいという欲求です。
自己超越欲求
ボランティア精神を持つということで、見返りを求めることなく目的を達成し、他の人のために役立ちたいという欲求です。
以上5つの欲求の上に、私たち人間が存在していると考えると、なんだかこの世になんらかの使命をもって存在しているようにも思えます。
ストレスも実は必要
思いもよらないことが起こり、思い悩んだりすることもありますが、心が成長していくためにはとても必要なことなのです。
人の悩みは実は成長する過程で、湧いて出てきているのです。
そして知らないうちに無くなっているのです。
別に解決はしていないけれど、時間が経つにつれ悩みがベールの中に包まれていき、思い出さなくなってしまうのです。
完全に無くなってしまったというと語弊はありますが、ふとした時に思い出す程度で、生活していく中では支障をきたさない存在になります。
次々と新な悩みが出てくるので、忙し過ぎて思い起こすことができないと言った方が良いかもしれませんね。
適度な運動で、心身ともに健康に
体を動かすことはとても必要なことで、運動することで悩みを解消している人も多いと思います。
日頃から軽いジョギングや、腕立て伏せなどの筋力トレーニングをして良い汗をかくと、体全体がスッキリして、ポジティブ思考が悩んでいたことを軽く受け止められるようになり、ストレスは徐々に解消していきます。
運動して体を少しだけ疲れさせることにより、達成感が味わえて満足できるのです。
健康的にも良いので、続けられるようなら毎日カリキュラムを組んでやってみると良いですね。
まとめ
人間の欲求には計り知れないものがありますが、それも上手く操作できる思考をもてるように、日頃から訓練できれば良いと思います。
しかし人の気持ちはコロコロ変化していくので、実践していくのはなかなか難しいものです。
心が健康になるように、毎日楽しく生活していきたいですね。
楽しいことを探すことも、楽しく生きられるコツだと思います。
まずは自分の周囲から探してみたら楽しいですよ^^
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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