呪術廻戦219話では、平安の時代に行われた、新嘗祭(にいなめさい)について描かれています。
この祭りでは、宿儺に五穀豊穣を祈るために、人々が彼を招待したのでした。
しかしその真の目的は、宿儺との敵対を避けるため、そして彼らが友好的であることを示すことだったのです。
人々に恐れられていた宿儺と万が、ここで初めて出会うことになります。
新嘗祭の前後から、現代までの流れを追っていきましょう!
218話は、こちらから↓
面倒くさがり屋の万が屋敷を預かる身分に!
平安の時代に「新嘗祭」と呼ばれる祭りがあり、これは五穀豊穣を願うための祭りでした。
また驚くべきことに、その年は神に祈るのではなく「宿儺に祈りを捧げる」ために執り行われることになっていました。
藤原家直属の征伐隊「日月星進隊」や「五虚将」が、皆殺しにされたことで、人々は宿儺を怒らせてはいけないと恐れていたのでしょう。
宿儺は、藤原家の征伐隊を返り討ちにして、都へ登用された「万」について、祭司たちが
「やれやれ、平安の京はどこへ行ったのか?」
と小言を言っていたそうです。
万は屋敷を授かることとなり、「万様!」と呼ばれ、日常を過ごしていました。
服を着ることが億劫な万は、新嘗祭の神饌の唐菓子目的で、羽織るだけの服を身につけ出かけていきました。
宿儺を初めて見た万は、一目惚れ?
新嘗祭では、主役席に座る宿儺を見つけたのです。
何を思ったのか万は、突然宿儺に飛びかかり抱擁をしたのです。
「あなたはもうひとりじゃないんだよ!」
と万は言い、どうやら宿儺に一目惚れしてしまったようです。
裏梅が即座に術式を発動させ、万を宿儺から引き剥がそうとしますが、2人は睨み合い、
「今日からそこに立つのは私!私ならその人に、そんな寂しい目はさせない!」
と万は言い放ったのです。
万は宿儺に領域展開を仕掛ける?宿儺は?
出会いのシーンから現代のシーンへと舞台は戻ってきます。
万は、完璧な「真球」と呼ばれる球体を形成し、これは接地面が存在しないので、無限の圧力を生み出せるとされています。
万はこの真球を宿儺に向けて転がし、そして「三重疾苦(しっくしっくしっく)」という領域展開を行います。
つまり、触れることのできない真球に、領域展開を施すことで、必中効果をもたらしたのです。
これによって、万は宿儺に対して、特殊な攻撃を仕掛けることができたのです。
宿儺は魔虚羅を召喚し、そんな状況でも宿儺は、領域展開をしませんでした。
逆に、彼は余裕の笑みを浮かべ、「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と詠唱し、伏黒の切り札である「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」を召喚します。
万は領域展開を行う場面で、宿儺の頭上に魔虚羅の車輪が回っているのを見逃してしまい、領域展開を発動しない宿儺に戸惑いを覚えていました。
そして魔虚羅が召喚され、触れることのできない真球を貫き、破壊してしまったのです。
万は宿儺により死亡〜伏黒恵の姉・津美紀も死亡〜
真球が破壊されたことで、万は魔虚羅によって切り裂かれてしまったのです。
彼が導き出した最強の構築術式は、宿儺の口から全て解明されました。
その情報を知った万は、自らの全てが知られていることに喜びを感じているようでした。
笑顔を浮かべながら、
「私だと思って後生大事に使ってね」
と述べ、最後に息を引き取りました。
この結果、万が受肉していた伏黒恵の姉・津美紀も死亡したことが明らかになり、伏黒の心はより深い底に沈んでいったのです。
呪術廻戦219話の感想ネタバレ!万と宿儺の出会いと別れ?まとめ
新嘗祭(にいなめさい)で、宿儺と万が初めて出会い、そして万が一目惚れしたことから、最後の最後まで宿儺に対して愛を貫き通した万でした。
きっと宿儺に殺されて、こんな幸せなことはないと万は、受肉していた伏黒恵の姉・津美紀と一緒に旅立っていったのでしょう。
しかし残された宿儺と、伏黒恵の心は複雑だったと思います。
今までそばで騒がしい人が、それも自分を好いてくれている人間が亡くなってしまったのだから、寂しくなるのは当たり前ですね?
今後、宿儺の心がどのように変化していくのかが楽しみです。
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