世界的ロックバンドのザ・ビートルズ。
「Get Back」や「Yesterday」「Help!」「Hey Jude」「Let It Be」など、有名曲は未だコピー演奏されています。
11月2日に、最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」が、世界同時発売することが26日に決まり、ビートルズファンは盛り上がっています。
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ザ・ビートルズとは?
1960年代から1970年代始めまでの活動ながら、今もなお世界中で人気を誇るロックバンド「ザ・ビートルズ」。
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人は、数々の楽曲を創作し、「Yesterday」「Help!」「Hey Jude」「Let It Be」といった名曲を世に送り出してきました。
そして、のちに伝説となった最後のライブ「ルーフトップ・コンサート」を敢行します。
引用:ウィキペディア
新曲「ナウ・アンド・ゼン」の物語
ポール・マッカートニー(81)が6月に、新曲を予告してから、世界的に興奮と期待が高まり、ついに全世界に向けて初お披露目されることになりました。
11月2日に、新曲「ナウ・アンド・ゼン」が、世界同時発売されます。
新曲「ナウ・アンド・ゼン」の物語は、1970年代後半から始まります。
故ジョン・レノンが、生前米ニューヨークの自宅で、ボーカルとピアノによる録音を開始します。
1994年に、妻のヨーコ・オノ・レノンが、ジョンの「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」のデモとともに、この音源をポールと、故ジョージ・ハリスン、リンゴスター(83)に託したのです。
そしてポール、ジョージ、リンゴは新しいパートのレコーディングをして、プロデューサーのジェフ・リンと一緒に、なんと「ナウ・アンド・ゼン」のラフ・ミックスを完成させたのです。
ところが、ジョンのボーカルとピアノを別々にして、クリアで曇りのないミックスを実現し、曲を仕上げることが、当時の技術では不可能だったのです。
残念なことに「ナウ・アンド・ゼン」は、将来的に再度作業を行う可能性を残しながらも、お蔵入りとなってしまいました。
新曲「ナウ・アンド・ゼン」が再始動
再始動のきっかけとなったのは、2021年公開の「ザ・ビートルズ:Get Back」だったのです。
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ピーター・ジャクソン監督が手がけたドキュメンタリーは、数々の賞を受賞し、オーディオの修復技術で視聴者を驚かせました。
結果、「ナウ・アンド・ゼン」のデモに対して、何かできるではないかとの期待の声が上がったのです。
ピーター・ジャクソンと、エミール・ド・ラ・レイ率いるサウンド・チームは、ジョンのオリジナル・ホーム・レコーディングに同じ技術を適用し、ピアノの音から分離することで、オリジナルボーカル・パフォーマンスの明瞭さと完全性を保つことに成功しました。
多分、音楽業界では最先端技術を使用したものと思われます。
新曲「ナウ・アンド・ゼン」の完成までの経過
そして2022年に、ポールとリンゴが曲を完成させるための作業を開始したのです。
ジョンのボーカルと、ジョージが1995年に録音したエレクトリック・ギターと、アコースティック・ギター、リンゴの新しいドラム・パートに、ポールのベース、ギター、ピアノが含まれて、ジョンのオリジナルの演奏とマッチさせたのです。
そしてポールは、ジョージにインスパイアされたスライド・ギター・ソロを加えたのです。
またポールとリンゴは、サビでバッキング・ボーカルも担当しました。
それぞれの感動的なコメント
ポール曰く、
「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる。かなり感動した。僕たち全員が参加した本物のザ・ビートルズのレコーディングだと言える」
と、その出来栄えに感動していました。
そして、
「2023年にまだ、ビートルズの音楽に取り組んでいて、一般の人々がまだ聴いたことのない新曲を、リリースしようとしているなんて、本当にエキサイティングなことさ」
とコメントしました。
リンゴスターは、
「彼が部屋に戻ってくることの次に、彼に一番近づいた瞬間だったから、僕たち全員にとって、とても感慨深いこと。まるでジョンがそこにいるようだった。斬新だった」
と興奮していました。
ジョンの次男のショーン・オノ・レノンは、
「父がいなくなって何年も経ってから、彼らが一緒に仕事していると聞いて、ものすごく感動しました。この曲は父とポール、ジョージ、リンゴが一緒に作った最後の曲です。この曲はタイム・カプセルのようなもので、運命的なものだと感じています」
と、時代を飛び越えてきたようなコメントしていました。
赤盤・青盤の同時発売も凄い!
また11月10日には「ナウ・アンド・ゼン」に曲数を追加したベスト・アルバム、
「ザ・ビートルズ1962年~1966年」(通称・赤盤)と、
「ザ・ビートルズ1967年~1970年」(通称・青盤)の、
2023エディションVer.が世界同時発売されるのです。
ザ・ビートルズget backが好き♪11月2日に新曲・まとめ
イギリスのロックバンド「ザ・ビートルズ」の、60時間の未発表映像と、150時間の未発表音源を再編集した、音楽ドキュメンタリーなど、今まさにタイムマシンに乗ってやってくる感じですね!
最後のライブである、ロンドンでの「ルーフトップ・コンサート」など、貴重な映像や、ザ・ビートルズの楽曲「Get Back」の裏側に隠された真実などが、再浮上してきます。
監督は、あの『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけたピーター・ジャクソン監督なのです。
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