新型コロナウイルスで休業した飲食店や企業がいる中、雇用関係でハローワークや労働基準監督署の窓口は大忙しの状態で、問い合わせの電話も日に何回もあるようです。
しかし厚生労働省から、雇用調整助成金窓口の現場に徹底通知されていないために、窓口では企業の申請を断わってしまうケースも少なくなく、なかなか必要としている人の手元には入らない状態です。
経済対策で、助成金を出しやすくしていても、申請が断られると手続きに行った意味がなくなってしまいます。
今後の対策
仕事がある時に、短期の雇用契約をする人たちを支援するために、厚生労働省は全国の労働局に対し、柔軟な取り扱いを徹底させています。
しかし窓口の対応に追われ、現実問題困っている人や企業に、申請したお金が届くまで時間がかかってしまい、問題は回避されていない状況です。
雇用調整助成金
職場で雇用している従業員に払うはずの休業手当が、申請後に滞っているために、雇用保険で肩代わりするはずのものがストップしまっていて、雇用主も困っています。
助成率がアップしたが・・・
4月に経済対策の一つで助成率が引き上げられ、雇用の適用条件も緩和されていますが、従業員の休業に対して過去の勤務実績を考慮するようにと、ハローワークに対して厚労省が通知していましたが、先の見通しのない職業に手当ては支払えないとしているようで、ますます雇用側は苦しくなってきています。
まとめ
厚労省と雇用の現場であるハローワークや労働局の温度差が、だいぶあるように感じました。
雇用調整助成金で、一先ず息をしようと頑張っている雇用主も、思い通りにいかずに苦しんでいるので、厚労省ももう少し得策を打ち出して指示した方が良いと思いました。
これから経済が徐々に回復してくると思いますが、少しの間でも生活できる資金の確保が上手くいってくれることを願うばかりです。
元の生活には戻れないかもしれませんが、少しでもゆとりある穏やかな日常が迎えられると良いですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。