アメリカ政府では、紫外線や気温・湿度の上昇が、新型コロナウイルスを撃退する効果があることを発表しましたが、反面気温や湿度の高いオーストラリアでは、現在もウイルスの感染拡大をしていることから、紫外線や気温・湿度は関係ないのではないかという意見も出ています。
効果的な見解
アメリカの国土安全保障省は、紫外線の当たる範囲や、高温多湿の状態がコロナウイルスを減少させる効果があるとしていました。
そして空気が乾燥している密閉空間では、ウイルスの減少は望めないことを発表しました。
物の表面に付着したコロナウイルスは、夏の紫外線を受けると2分で半減すると指摘されていますが、公園の遊具などで紫外線の当たらない裏側の部分は、注意しなければいけないという仮説を立てています。
効果なしの見解
新型コロナウイルスはインフルエンザと違い、暖かくなっても消滅することはないという意見もあります。
これは夏を迎えているオーストラリアやイランなどの国で、未だ感染が広がっているという事実があるからです。
しかし実験研究では、気温と湿度の上昇で、ウイルスの生存期間が短かくなっていることも事実です。
第一に注意することは、人から人に決して移さないことです。
別の観点から見て、効果あり
冬は上気道感染症の患者が増えてきますが、夏になると感染者数は減っていくというデータが出ています。
夏は日照時間が長く、体内のビタミンDが増えて免疫力がつくことから、体がウイルスから守られます。
また紫外線が、インフルエンザや風邪の原因となるウイルスを死滅させるのです。
夏休みに入ると、集団で行動することが少なくなることも、感染の抑制に作用していると言えます。
まとめ
専門家によって、いろいろな研究結果から気温や湿度、また紫外線の当たる確率の高い場所などでの、ウイルスの増加抑制などで賛否両論の意見が出ていて、まだまだ研究を進めていかなければならないということがわかりました。
インフルエンザや風邪が流行するのは、冬の乾燥した季節に多いですが、最近では夏を過ぎてからインフルエンザが流行り、季節関係なく広まっています。
まだまだ仮説でしかなく、確かな事がわからない、新型コロナウイルスの対処法を早く見つけ出して、安心して生活できる毎日がきてほしいと思います。
今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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