ダイエットには食生活の改善と、こまめな運動が求められていますが、固太りや水太りのタイプの違いによって、体の筋肉の付き方も違い痩せにくい体系が継続されていきます。
それぞれのタイプに合った対処法をみて、今日から毎日少しずつ始めてみると健康な生活をおくることができるかもしれません。
毎日のストレッチや運動で体の筋肉をほぐし血行を良くしながら、体を軽くしていくとアクティブな生活がおくれて行動範囲が広がっていきます。
固太りタイプと水太りタイプの特徴と対処法を見ていきましょう!
固太りタイプ
筋肉質でガッチリしている「固太り」は、以前はスポーツをしていたけれど、最近は運動不足になっている人になりやすいタイプです。
衰えた筋肉の周りに脂肪が付いている状態で、筋トレのような激しい運動をすると、速筋という固い筋肉が付いて余計に太って見えるのです。
マッサージやストレッチで筋肉をもみほぐしたり、有酸素運動やヨガなどのゆったりした運動で脂肪を落とすことができます。
水太りタイプ
筋肉がたるんでいる「水太り」は、運動経験が少なくてポッチャリ型のタイプの人に多く、筋肉が不足している状態です。
筋肉には血液やリンパ液を全身に送るポンプのような役割があるので、不足すると冷え性やむくみの原因になります。
筋肉増強に役立つ筋トレを習慣づけて、血液やリンパ液の巡りを改善していくようにします。
下半身の筋肉を使う運動、例えばウォーキングやジョギングを積極的に取り入れていくのがお勧めです。
ダイエットと肥満遺伝子の関係とは?
肥満遺伝子とは、食事から取り入れた栄養がどのようにエネルギーに変化していくのかに関係している遺伝子で、特に固太りタイプの人と関係しています。
・β3アドレナリン受容体(β3AR)
・脱共役たんぱく質(UCP1)
・β2アドレナリン受容体(β2AR)
以上の遺伝子が変異していることで、肥満は起こりやすいとされています。
β3アドレナリン受容体(β3AR)とは?
中性脂肪の分解が出来ずらいタイプで、糖質を筋肉に取り込む能力が弱いので、インスリンによって糖質を脂肪に蓄えてしまいます。
このタイプの人を「リンゴ型」と言います。
リンゴ型の人は糖質で太ってしまう傾向があるので、食べる順番を変えてみたり、低糖質ダイエットなどがお勧めです。
脱共役たんぱく質(UCP1)とは?
カロリー燃焼に重要な「褐色脂肪細胞」の働きが低下することによって起こり、特に女性は下半身に皮下脂肪がつく傾向があるので注意しましょう!
このタイプは「洋梨型」と言われていて、腹部が目立って大きいタイプです。
平熱が低く冷え性で、また筋肉が固く血液の循環が悪く、セルライトが多くガッチリしている体型の人に多く見られます。
有酸素運動やストレッチなどをこまめに取り入れていくことで徐々に改善されていきます。
β2アドレナリン受容体(β2AR)とは?
基礎代謝が高く「逆肥満遺伝子」と言われ、、特に暑い地域に多い体型で手足が細く長くなるのが特徴で、遺伝子変異の影響でたんぱく質の代謝が多く筋肉がつきにくいタイプです。
これは痩せの大食いの人に見られる「バナナ型」タイプです。
遺伝子が変異することでたんぱく質が代謝されていき、筋肉がつきにくくなるのです。
自分は太らない体質だから大丈夫と、運動しないで高カロリーのものを食べ続けてしまうと肥満になってしまいます。
一度体重を増やしてしまうと、筋肉がつきにくいタイプなので、痩せることが困難になってくるので要注意です。
やはり有酸素運動やストレッチが効果的です。
まとめ
固太りには「リンゴ型」「洋梨型」「バナナ型」とタイプの違う太り方がありますが、中には混合型もあるそうです。
共通する特徴としては、お腹がポッコリと出てしまうことです。
痩せていても「バナナ型」は油断すると、お腹が出てきてしまうのでポッコリ予備軍と言えます。
代謝を良くするためには、やはりこまめな運動やストレッチが最適だと思いますが、毎日続けていくことはなかなか困難です。
無理のないウォーキングなどから始めてみるのも良いかもしれません。
太りにくい体質に改善していくには、やはり努力と忍耐力です。
健康のために少しずつ始めてみるのも良いかもしれませんね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。