働く高齢者の就業率が過去最多になり、年金だけでは生活できない世の中になってきて、何歳まで働けば良いのか?65〜69歳の2人に1人が就労者である実態が「めざまし8」で紹介されました。
めざまし8は、谷原章介さんがMCを務める朝の情報番組です。
以前は60歳や65歳で退職して、年金暮らしになっても十分生活できていました。
しかし今は、消費税や医療費なども含め、物価も年々上がってきて年金だけでは生活できない状況です。
今後の生活の不安を考えると、雇ってくれるところがあれば、働きたいという人たちが増えてきています。
若年層で、ニートなんて言って引きこもっていられない状態になってきました。
↓こちらは転職を考えている人に、より良い職場環境を一緒になって考えてくれます。
次のステージは、その気があれば何回でも訪れます♪
高齢者の就業率は増加傾向に!2人に1人が就労者
2020年の高齢者の就業率を例に挙げると、65~69歳は25.1%で9年連続で上昇しています。
2020年に49.6%となり、70歳以上は4年連続で上昇し2020年に17.7%となっています。
そして「めざまし8」では、働く高齢者が18年連続増加傾向にあり、2021年は過去最多となり、2020年と比べ6万人増の909万人で、65歳〜69歳の就業率が2021年に50%をついに超えてしまったと報告していました。
2人に1人が就労者ということになりますね。
65歳〜69歳の高齢者はどんな仕事をしているのでしょう?
農業 52.6%
居住施設・ビル等管理人 47%
警備員 37.1%
不動産仲介・保険の代理販売など 35%
清掃 33%
生活衛生サービス(クリーニング店など) 23.9%
自動車運転 18.5%
会計事務 11.6%
一般事務 5.9%
引用:めざまし8
以上の結果をみると、上位を占めているのはどれも重労働ということがわかると思います。
高齢になって重労働は、体にも負担がかかり、ケガや病気になりかねません。
実際の高齢者の公務災害例
働く高齢者の事故についてですが、シルバー人材センター(2021年)のデータから見ていきましょう。
死亡または入院・通院が必要な事故 3930件
うち死亡事故 20件
死亡事故の例としては、
植木の枝切り作業中に転落してしまった
作業中に、草刈り機やチェーンソーが当たり出血した
清掃中に転倒して、頭部を打撲してしまった
定年まで必死で働いてきて、定年後も変わらず働き続け、事故で命を落としてしまうんなんて・・・いつも死と隣り合わせの生活はできればしたくないですよね?
定年後の生活について不安に思っていること
街の人の声の中には、年金がもらえるのか不安という、働く以前のことを考えている人たちがいました。
積み立ててきた年金は、多分もらえないと思う(50代)
その分アルバイトとか必要になるかもしれない。
雇用してくれる所があるなら働き続けたい(40代)
年金だけでは不安。
年金がちゃんともらえるのか不安(20代)
そしてちゃんと生活していけるのかが不安。
本当に深刻な問題ですよね?
この先、生活はよくならないと思うし、もっと深刻な生活の問題は膨らむ一方だと思うので、なんとか改善策を見つけたいですよね?
高齢者の就職は肉体労働が多い 一つの例
上記にも提示しましたが、農業52.6%、居住施設・ビル等管理人47%、警備員37.1%、不動産仲介・保険の代理販売など35%、清掃33%、生活衛生サービス(クリーニング店など)23.9%、自動車運転18.5%、というように、一日中立ち仕事や体を動かす重労働などが多いです。
めざまし8で紹介されていた働く高齢者の労働事例ですが、1日7時間(深夜0時〜朝7時)で、週3日勤務で時給1,200円です。
昼間に働きたいのですが、深夜の方が時給がいいので仕方なく深夜に働いているそうです。
そして1人で数時間立ちっぱなしの勤務もあり、疲れ果てて勤務後は帰宅して寝るだけの生活のようです。
月収約10万円+年金約7万円−家賃約5万円=12万円でやりくりしているようです。
高齢者の就業率2022が過去最多に!65〜69歳の2人に1人が就労者「めざまし8」まとめ
働く高齢者の就業率が過去最多で、生活の不安は募るばかりです。
物価の高騰や医療費の高騰など、私たちの生活を苦しめている要因はいろいろあります。
自ら行動に起こさなければ、何も改善していかないと思います。
まずは自分にいったい何ができるのか?そして安全に仕事をしていくために重要なことを考えていくのが良いですね。
その他、生活についての疑問や情報などは、こちらも読んでみてくださいね。